株価指数CFDとは?投資先としてのメリット、デメリットを調べてみた

投資

メインの投資先であるトラリピがあまりに成績が悪く投資効率があまりよくないため、投資先として株価指数CFDというものがあることを知りましたので、株価指数CFDとは?、株価指数CFDのメリット、デメリットをまとめてみました。

・株価指数CFDというものが何者かわかるようになる
・株価指数CFDのメリット、デメリットがわかるようになる

直近のトラリピ成績について興味がありましたら以下記事も読んでもらえると嬉しいです。

株価指数CFDって何?

CFDって何と思ってしまいますが、CFD(contract for difference)は「差金決済取引」のことを指します。

差金決済取引???とよくわからない言葉が出てきましたが、以下のような取引を差金決済取引といいます。

有価証券の受渡しを行わずに、売買価格差等に相当する金銭の授受のみにより差金決済する取引または金融商品である。現在、先物取引、株式信用取引、先物オプション取引、くりっく株365、FX取引、CFD取引、等に差金決済取引が幅広く利用されている。

ウェキペディア:差金決済取引
yooshoo
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トラリピ(FX)も差金決済取引になるみたいですねー。

株価指数CFDとは日経平均やダウ工業株30種平均、S&P500などのような株価指数に対して、差金決済取引をしていくという投資手法になるようです。FXが外貨に対しての差金決済取引で、株価指数CFDが株価に対しての差金決済取引というのがイメージしやすいのかと思います。

管理人イメージでは株価指数のFX版みたいな感じですので、メリットもFXと同じ感じになるのかなぁという感じはしています・・・。

株価指数CFDのメリットは何?

管理人が株式指数CFDのメリットを調べた限り以下3点がメリットになると考えています。

レバレッジを効かせることで現物取引よりも資金効率が良くなる
売りから入ることができるため下落相場でも利益が得られる可能性がある
平日であれば24時間取引ができる

レバレッジを効かせることで現物取引よりも資金効率が良くなる

現物取引の場合は、レバレッジ1倍(有価証券=支払う金額)で取引をするというイメージになります。株価指数CFDの場合は、必要証拠金次第でレバレッジを決定することができますので、必要証拠金に対して資金効率が格段に良くなります

以下で2,500円の株価指数CFDで100円の配当金が出るということでレバレッジ別に利回りを計算してみます。

レバレッジ必要証拠金配当利回り
1倍(現物取引)2,500円/1倍 = 2,500円100円/2,500円 = 4.0%
3倍2,500円/3倍 = 833円100円/833円 = 12.0%
10倍2,500円/10倍 = 250円100円/250円 = 40.0%

上記のように必要証拠金をコントロールすることで、配当利回りが現物取引では考えられないほどによくなっていくのが、株価指数CFDでの取引のメリットになります。

売りから入ることができるため下落相場でも利益が得られる可能性がある

現物取引では、買いからでしか参入できないため上昇相場であるときはいいのですが、下落相場になると含み損を抱えて耐えるか、損切をしてこれ以上損しないよう傷を浅くするかのどちらかしかできないです。

CFDでは売りからの参入もできるため下落相場で売りで入れば利益を得るということも可能になります。上昇相場でしか大きく利益を出せなかった現物取引の2倍大きく利益を得ることができるチャンスがあるのは大きいメリットになると思っています。

平日であれば24時間取引ができる

現物取引の場合、日本の市場では日中帯(前場(9:00~11:30)、後場(12:30~15:00)のみ)、大多数のサラリーマンは本業があるため市場が動いている時間は基本的に指値での指定くらいしか現物取引に関わることは難しいかと思います。

株式指数CFDの場合は平日であれば24時間取引ができるので、本業が終わってから取引するということも可能になってきます。アメリカの市場と同じ感じで投資ができるのはありがたいっすねwww

株式指数CFDのデメリットは?

管理人が株式指数CFDを調べた限りのデメリットは以下かと感じました。

レバレッジ次第では想定以上の相場変動があるとロスカットが発生する可能性がある。

レバレッジ次第では想定以上の相場変動があるとロスカットが発生する可能性がある

これはメリットで記載した「レバレッジを効かせることで現物取引よりも資金効率が良くなる」の想定した相場が逆に動いた場合が該当します。各レバレッジごとにどこがロスカットラインになるか表にしてみました。

レバレッジロスカットライン
1倍(現物取引)購入した価格が0になるまで下落
3倍購入した価格の2/3まで下落
10倍購入した価格の9/10まで下落

レバレッジ3倍だと購入した価格の2/3まで下落した時点で強制ロスカットになりますので、日本225の場合はリーマンショック級の相場変動(14000円⇒9000円)があると強制ロスカットとなってしまいます

レバレッジ10倍だと購入価格の1/10下落した時点で強制ロスカットとなりますので、通常時での下落でも強制ロスカットが発生する可能性が出てきてしまいますので、損切ラインを入れておかないと本業に注力できなくなるかなと思っています

まとめますと、投資している株価指数CFDが想定していた方向と逆に相場が急変すると、意図せぬ強制ロスカットによる相場からの退場となる可能性があります。証拠金と株価指数CFDの管理をしてレバレッジコントロールしないといけないということになります。

レバレッジを上げて資金効率をよくして投資をする場合は、長期投資だと株価指数CFDの価格変動リスク次第で強制ロスカットになる可能性があるので、短期売買でないと投資は難しいかなぁという感じはしています。

株価指数CFDのまとめ

今回は株価指数CFDについて調べてみました。株価指数CFDの特徴としては以下のような感じになるかと思っています。

・株価指数CFDとは日経平均255、S&P500などの株価指数に対してレバレッジをかけて投資できる投資商品となる
・レバレッジをかけることで現物取引より資金効率が良くなる半面、レバレッジを高くしすぎて相場が想定外の動きをした場合に強制ロスカットを受ける可能性がある
・平日は24時間取引可能であり、売りから参入することができるため下落相場でも利益を得ることができる

株価指数CFDを調べていてFXと同じ感じがする投資商品と思っていましたが、FXとCFDが同一概念であるので当然でした・・・。証拠金と購入する株価指数CFDをコントロールすれば低レバレッジで現物取引よりも効率よく稼ぐことができるので、魅力のある投資商品だなというのが感想です。

管理人的にはインデックス投資のようなやることが無く暇な投資よりは、手間暇がかかる個別株投資やFXのほうが投資をしている感じがして好きなので、株価指数CFDは投資の一部として取り入れてみようかなと思いました。

とはいえ今まで投資経験がない商品となるので、株価指数CFDについては50,000円の少額投資から始めてみようかと思います。投資時期は2024年以降になるかなぁ・・・。

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